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間接照明

  • 執筆者の写真: 大志郎 森
    大志郎 森
  • 2025年7月6日
  • 読了時間: 3分

メリット、デメリット


メリット①:落ち着いた空間が演出できる


間接照明のメリット1つ目は、落ち着いた空間が演出できる点です。

光は点になるほど硬く、面になるほど柔らかくなる性質を持っており、これは目への刺激に影響します。

私たちが間接照明に対して「落ち着く、リラックスできる」と感じるのは、天井や壁などに光を反射させて、点ではなく面で光を照射しているからです。面で光を拡散させることで、目に入る刺激が少なくなり、安心感を得ることができます。

一方で、光源から直線方向に配光する照明器具、例えばスポットライトや懐中電灯などの光は、照度にもよりますが直視することができないほど強い刺激があります。

こういった理由から、拡散光で空間に明かりを提供する間接照明は、光源から直接照射する直接照明に比べて、落ち着きを感じやすいのです

メリット②:空間の広がりや明るさ感が増す


間接照明のメリット2つ目は、空間の広がりや明るさ感が増す点です。

天井や壁などに光を反射させると空間に陰影ができ、奥行きが生まれ、空間が立体的に感じられるようになります。

また、反射させる面を多くとることで、空間全体の明るさ感もアップ。より明るい空間を演出したい場合は、光を反射しやすいホワイト系の天井・壁・床を採用するのがポイントです。

メリット③:空間全体の意匠性が上がる


間接照明のメリット3つ目は、空間全体の意匠性が上がる点です。

意匠性とは、造形や色彩に工夫を凝らして、人に美感を起こさせることです。簡単に言えば、「お洒落さ」「美しさ」「荘厳さ」といった、個々が感じる芸術的な感覚や感動を指します。

間接照明は光源が見えないように造作へ納めますので、天井や壁面がすっきりし、空間全体の意匠性が上がります。また、直接照明と比べて光が柔らかくなるため、映り込みや影が出にくいのもポイントです。

さらに、間接照明によって天井や壁面の意匠的な素材の質感や色味が際立ちますので、空間をより美しく見せることが叶います。



逆にデメリットは


デメリット①:照度の確保が難しい


間接照明のデメリットとして、照度の確保が難しい点があげられます。

照度とは、光に照らされた面の明るさの度合いを指します。

直接照明は全ての光が照らす面に広がるのが特徴ですが、一方で、間接照明は反射光のみで空間を照らしますので照度の確保が難しいのです。

そのため、キッチンやメイクルーム、オフィス、図書館、厨房などの作業を行う空間では、配光や素材の反射率に気をつける必要があります。


デメリット②:定期的に掃除が必要


間接照明のデメリットとして、定期的に掃除が必要だという点もあげられます。特に掃除が必要になるのは、照明器具を上向きに設置するコーブ照明です。

人の出入りがある以上、衣類やカーペットなどから剥がれた繊維くずによって、ホコリが発生するのは仕方がないことです。しかし、照明器具にホコリが溜まった状態が続くと、本来の明るさが発揮できなくなり、視界不良による目の疲れや、安全性低下のリスクが高まります。

そのため、最低でも2ヶ月〜半年に1度のペースで掃除する必要があるでしょう。


デメリット③:プランニングが難しい


間接照明のデメリットとして、プランニングが難しいという点もあげられます。

造作寸法や取り付け位置、照明器具の選定など、間接照明のプランニングでは考えなければならない要素がたくさんあります







 
 
 

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