top of page

【豊島区】中古マンション購入の流れと注意点|諸費用・住宅ローン控除もやさしく解説

執筆者の写真: 涼 濱中
涼 濱中
10 分前
読了時間: 7分

rooms店長の濱中です。

9月も後半に入り、秋の住まい探しを少しずつ具体化したい時期ですね。今回は豊島区で中古マンションを検討している方へ、購入の流れとお金、契約前に確かめたい点を順番にご紹介します。

最初に押さえるのは「総予算」と「購入後の暮らし」

物件価格だけで予算を決めると、諸費用やリフォーム、引越しの段階で負担が大きくなることがあります。最初に、購入代金・諸費用・必要な工事・引越し費用をまとめて整理しましょう。

毎月の支払いも、住宅ローンだけではありません。管理費、修繕積立金、駐車場などの使用料に加え、税金や保険の予算を考えます。金融機関が貸せる額と、自分たちが無理なく返せる額は分けて検討することが大切です。

住まいに求める条件は「必須」「できれば」「調整できるもの」に分けてみてください。駅徒歩、広さ、築年数、間取り、リフォームの有無をすべて優先するより、家族の生活に合う条件が見えやすくなります。

中古マンション購入の流れ|7つのステップ

1.資金計画と住宅ローンの相談

自己資金、手元に残すお金、毎月の返済額を整理します。収入や借入状況、購入する物件の条件などによって融資の判断は異なります。住宅ローンの事前審査は、物件探しや買付申込みと並行して早めに相談しましょう。

事前審査に通ったことだけで、融資の実行が確定するわけではありません。本審査や契約、実行までの条件も金融機関に確認します。

2.物件探しと内覧

室内の広さ・採光・音・設備に加え、エントランスや廊下などの共用部分も確認します。室内のリフォームと、建物全体の修繕・管理は別の話です。

内覧では家具を置く位置、家事の動線、窓を閉めたときの音なども確かめましょう。リフォームを予定する場合は、希望する工事が規約上可能か、工期と費用の見通しが立つかも確認します。

3.買付申込みと条件の調整

購入したい物件が見つかったら、希望価格、契約・引渡し時期、住宅ローン利用などの条件を整理して申し込みます。希望条件がそのまま受け入れられるとは限らないため、回答を確認しながら進めます。

申込書、売買契約書、住宅ローンの手続きは別のものです。どの段階でどんな支払いが発生するか、条件が合わなかった場合の扱いも確認しておきましょう。

4.重要事項説明と売買契約

権利関係、管理の状況、法令上の制限、契約解除などの説明を受け、理解したうえで契約します。設備表や物件状況の報告、管理関係の資料も事前に確認できるよう依頼すると、質問を整理しやすくなります。

住宅ローンを使う場合は、融資が受けられなかったときの契約上の扱いと期限を確認してください。「ローン特約があるから、どんな場合でも自由に解除できる」とは考えず、適用条件を読み合わせましょう。

5.住宅ローン本審査と金銭消費貸借契約

必要書類を提出し、融資条件の確定後にローン契約を進めます。金利の種類、事務手数料、保証料、団体信用生命保険などを含め、総負担で比較しましょう。

売買契約の期限と金融機関の手続き予定を揃えることも重要です。追加書類が必要になる場合を考え、余裕を持って準備します。

6.決済・引渡し・登記

残代金や精算金を支払い、鍵の引渡しと登記手続きを進めます。手付金は通常、売買代金の一部に充当するため、代金とは別に二重計上しないようにしましょう。

決済前には、最終的な支払明細、振込先、設備や室内の引渡し状態、受け取る鍵と書類を確認します。実際に引越しできる日と、工事が始められる日も整理しておきましょう。

7.入居と各種手続き

管理組合・管理会社への届出、ライフライン、住所変更、必要な保険の開始日を確認します。住宅ローン控除を利用する予定なら、翌年の申告に使う書類も保管してください。

購入にかかる期間は、売主の引越し、融資審査、書類や工事の準備で変わります。「申込みから必ず1〜2か月で住める」と決めず、希望日から逆算して確認しましょう。


中古マンションの室内確認を表現したAIイメージ

諸費用は物件ごとの明細で確認する

中古マンションの諸費用は、売主や仲介の有無、借入先、軽減措置、工事内容などで変わります。 「価格の何%」だけで予算を確定せず、次の項目を見積もりに分けてもらいましょう。

・仲介手数料:仲介取引の場合に必要。税込金額と支払時期を確認。

・登記関係:登録免許税と司法書士報酬など。

・住宅ローン関係:事務手数料、保証料など。金利だけで比較しない。

・契約関係:印紙税など。契約の方法や条件によって確認。

・保険:火災保険、必要に応じた地震保険など。補償と保険料を確認。

・引渡し時の精算:固定資産税等、管理費・修繕積立金などの精算内容を確認。

・購入後の税金や工事:不動産取得税の有無・軽減、リフォーム、設備交換などを確認。

いつ払うかも資金計画に入れる

手付金や契約時の費用と、融資実行日に用意されるお金では時期が違います。諸費用を借入れに含められるかどうかも金融機関・商品・審査によって異なるため、支払日ごとの手元資金を確認します。

購入代金と諸費用を払ったあとも、生活費や急な修理に備えるお金を残す計画にしましょう。工事を予定する場合は、着手金や中間金の支払時期も見積書で確認してください。

室内と一緒に「管理・修繕」を見る

・管理費・修繕積立金の現在額と増額予定

・修繕積立金の残高、今後の工事予定と資金の見通し

・過去の大規模修繕、漏水などの修繕履歴

・購入予定住戸の管理費等の滞納の有無と取引時の扱い

・ペット、楽器、リフォーム、駐車・駐輪などのルール

月額が低いことだけで負担が軽いとは判断できません。予定する工事との関係を確認し、追加負担が見込まれるなら資金計画に入れます。開示できる資料の範囲も物件によって異なるため、分からない部分をそのままにせず質問をまとめましょう。

2026年入居の住宅ローン控除は性能で変わる

中古住宅も一定の条件を満たせば対象です。2026年入居の一般的な既存住宅区分では、控除率は0.7%。認定長期優良・低炭素住宅とZEH水準省エネ住宅は借入限度額3,500万円、省エネ基準適合住宅は2,000万円で、控除期間は13年です。

子育て世帯・若者夫婦世帯の上乗せ条件を満たす場合は、それぞれ4,500万円・3,000万円になります。その他の住宅は2,000万円・10年です。一定の買取再販住宅は別区分となるため、リフォーム済み物件を一律に分類しないようにしましょう。

自宅としての入居、所得、借入期間、耐震性などの条件もあります。性能証明の準備や個別の適用可否を購入前に確認し、控除額を確実な入金として返済計画に組み込まないことが大切です。初年度は給与所得者も確定申告が必要です。

鍵の引渡しと購入手続きを表現したAIイメージ

豊島区での比較は「駅名」より物件の条件から

池袋・大塚・巣鴨・目白など、同じ豊島区でも生活動線は異なります。価格を比べるときは、専有面積、築年数、駅徒歩、階数、管理状態、リフォームの内容などを揃えましょう。募集価格と実際の成約価格も区別する必要があります。

区全体の平均値や中央値だけで、目の前の物件が高い・安いとは判断できません。比較に使うデータの時期や対象を確認し、条件の近い複数物件を見ながら判断します。再開発への期待だけで、将来の売却価格が上がると決めないことも大切です。

防災情報は住所と最新の区域情報で確認

区の洪水・内水、土砂災害の情報を確認し、建物だけでなく、駅までの道や避難経路も見ておきましょう。ハザードマップだけで地盤や建物の安全性のすべてが分かるわけではありません。

豊島区は、2026年6月の土砂災害警戒区域等の変更が、2024年9月発行の紙面に反映されていないと案内しています。保存した古い地図だけに頼らず、区の案内とそこから参照できる東京都の最新情報を確認してください。

契約前に、家族で確認したい5項目

・代金・諸費用・工事・引越しと、購入後の月額を整理できているか

・融資の条件と契約上の期限を理解しているか

・管理・修繕の資料と、設備の状態を確認したか

・住宅ローン控除に必要な条件と書類を確認したか

・通勤、買い物、防災などの生活動線を実際に確かめたか

すべてを一度に判断しようとせず、物件と家計、契約、建物の管理を分けて整理すると、気になる点が見えやすくなります。

豊島区で中古マンションをお探しの方は、roomsへお気軽にご相談ください。希望する暮らしと予算を伺いながら、物件選びと購入準備をお手伝いします。


 
 
 

最新記事

すべて表示
【2026年最新】練馬区の不動産市況と石神井公園駅前再開発|地価上昇の今を読み解く

こんにちは、S&S.Laboです。今回は練馬支店の地元エリアでもある練馬区にスポットを当て、最新の不動産市況と再開発の動きをご紹介します。 国土交通省が公表した2026年(令和8年)地価公示によると、練馬区の住宅地平均価格は坪あたり約155万円(㎡単価約46.9万円)となり、前年から6.4%の上昇となりました。上昇率は2022年以降5年連続でプラスを継続しており、23区内でも比較的落ち着いた価格帯

 
 
 

コメント


bottom of page