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住み替え準備|豊島区・板橋区・新宿区の粗大ごみ・家具搬出・引越し段取り

執筆者の写真: 涼 濱中
涼 濱中
14 時間前
読了時間: 20分

rooms店長の濱中です。

10月に入り、秋の住み替えや年末に向けた暮らしの見直しを考えたい時期ですね。今回は豊島区・板橋区・新宿区で引越しを予定されている方へ、粗大ごみや家具搬出の準備をまとめました。

10月中旬に引越しや住み替えを予定しているなら、物件の契約と同じくらい早めに考えておきたいのが、いまの住まいにある家具や家電を「いつ、どこへ、どう動かすか」です。新居の鍵を受け取れても、不要な家具の行き先が決まっていなければ、荷造りや旧居の引渡しが進まないことがあります。


今回は、豊島区・板橋区・新宿区で住み替えをする方に向けて、粗大ごみの手配、家具の仕分け、搬出経路の確認、引越し前後の段取りをまとめました。賃貸から賃貸への移動はもちろん、購入した住まいへの入居や、自宅売却に伴う引越しにも使える内容です。

収集や引越しの予約が取れる期間を保証するものではありません。空き状況と各窓口の最新案内を確認しながら、実際の日程に置き換えて活用してください。

1.最初に決めたいのは「引越し日」だけではない

引越しの準備というと、段ボールを用意して衣類や食器を詰める作業を思い浮かべる方が多いかもしれません。ただ、住み替えで日程が詰まりやすいのは、作業そのものより、複数の予約や立会いを同じ週に合わせる場面です。

家具の収集、荷物の運搬、新居の利用開始、旧居の確認は、それぞれ別の相手と調整することになります。

そこで、まずカレンダーに書き込みたいのが「新居に入れる日」「荷物を運ぶ日」「旧居を空にして返す日」の三つです。購入の場合は引渡しや鍵の受取りの予定、賃貸の場合は契約上の入居開始日と退去側の予定を担当者に確認します。

予定がまだ動く段階なら、確定と仮押さえを色分けしておくと、変更の連絡漏れを防ぎやすくなります。

次に、不要な家具が旧居からなくなる日を加えます。引越し日に荷物を運び終えても、大きな棚が残っていれば清掃や室内の最終確認がしにくくなります。一方、生活に必要な寝具を早く処分しすぎると、数日間の暮らしが不便になります。

処分日は「早ければよい」のではなく、最後に使う日と部屋を空にする期限の間で考えるのが実用的です。

一枚の予定表に書く項目

日付だけではなく、連絡先、受付番号、変更できる期限、当日対応する人、確認した内容を並べます。「粗大ごみは申込済み」「家具の搬出は未手配」のように、収集と運び出しを別々に書くことも大切です。家族で役割を分ける場合は、誰かがやっているはず、という状態をなくすだけで準備が進みます。

引越し前に家具や日用品を仕分ける様子のAIイメージイラスト

イメージイラスト:引越し前に、運ぶ物と手放す物を整理。

2.家具と家電は、部屋ごとに四つへ仕分ける

いきなり全部を片付けようとすると、思い出の品や使うか迷う家具に時間を取られがちです。最初の一巡では、一つひとつの品物を完璧に判断する必要はありません。「新居へ運ぶ」「売却や譲渡を検討する」「適切なルートで処分する」「期限を決めて保留する」の四つに分け、全体の量を見えるようにします。

大きな物から始めると、引越しの荷物量と部屋の使い方を同時に整理できます。ベッド、マットレス、ソファ、食器棚、机、収納棚などを部屋ごとに書き出し、おおよその寸法を記録しましょう。似た棚が二つあるなら、写真に番号を付けて一覧と合わせると、見積りや家族間の相談で取り違えにくくなります。

「新居へ運ぶ」は、置きたい気持ちだけでは決めないのがポイントです。間取り図の寸法や現地で測った寸法と照らし合わせ、家具を置いた後に扉が開くか、椅子を引けるか、ベッド脇を通れるかまで考えます。

収納家具が大きすぎて生活の動線を圧迫するなら、運ぶ費用も含めて持ち込む意味を見直せます。

売却や譲渡を検討する物は、相手が決まるまで手元に残ります。掲載する、問い合わせを待つ、日程を調整する、実際に引き渡す、という段階があるため、引越し直前の売却を前提にしすぎないことが大切です。

いつまでに成立しなければ別の方法に切り替えるかを決め、処分が必要になった場合の相談先も確認しておきましょう。

保留には締切を付けます。たとえば「次の週末に新居を採寸した後で判断する」「家族が使うか水曜日までに確認する」と、判断に必要な行動を一緒に書きます。期限のない保留が増えるほど、引越しの直前に一括で決めることになり、運搬・処分のどちらにも無駄が生じやすくなります。

3.三つの区で共通すること、違うこと

豊島区・板橋区・新宿区では、家庭の粗大ごみは事前申込みをして出す仕組みです。ただし、対象となる品目の扱い、処理券、出す場所、持込みの可否や条件まで同じとは限りません。区をまたぐ引越しでは、新居の所在地だけでなく「その品物をどこの住まいから出すのか」を起点に確認しましょう。

豊島区は一辺が30センチメートルを超える物、板橋区は最大辺がおおむね30センチメートル以上の物、新宿区は一辺がおおむね30センチメートルを超える大型ごみを基本として案内しています。板橋区には大きさが基準未満でも粗大ごみになる品目があります。

また、三つの区とも、解体・分解すれば通常のごみに変更できるとはしていません。迷った品目は、名前・材質・寸法を伝えて確認してください。

電話の受付時間と、実際に収集をする日も別の情報です。日曜日に片付けを進めたい場合でも、その日に電話で相談できるとは限りません。インターネットの申込み画面で分からないことがあれば、電話受付日に確認する時間も予定に含めましょう。

申込みを送った後は、受付完了と収集日の確定を確認してから次の作業へ進みます。

以下は各区の公式案内をもとにした要点です。制度の細かな条件や料金は更新されるため、実際の申込みではリンク先の内容を優先してください。

豊島区から出す場合

粗大ごみ受付センターは03-6633-2211。電話受付は月曜から土曜の午前8時~午後7時で、年末年始を除きます。インターネット申込みも利用できます。申込みで品目・収集日・手数料・場所を確認し、豊島区の処理券を購入して、収集日の午前8時までに指定の場所へ出します。

減免を希望する場合は電話での申込みが必要です。

参照:豊島区「粗大ごみの出し方」 https://www.city.toshima.lg.jp/150/kurashi/gomi/shigen/009383.html

豊島区内で転居する場合でも、集合住宅ごとの出し場所は確認し直しましょう。いま使っているごみ置場のルールが、次の建物でも同じとは限りません。管理会社に聞くときは、収集の予約状況に加え、家具の大きさと搬出方法も伝えると、どこまで準備ができているか共有しやすくなります。

板橋区から出す場合

粗大ごみ受付センターは03-6747-9353。電話受付は月曜から土曜の午前8時~午後7時で、祝日を含み、年末年始を除きます。収集のほか、条件に合う板橋区民は西台粗大ごみセンターへの持込みを選べます。

どちらも事前予約が必要です。持込みは1回10個までで、本人確認、利用者の条件、受付時間を確認します。

参照:板橋区「粗大ごみ(申込制/有料)」 https://www.city.itabashi.tokyo.jp/tetsuduki/gomi/sodai/1001868.html

持込みを選ぶときは、処理にかかる費用だけでなく、車両の手配、積込み、荷下ろし、往復に使う時間を含めて考えましょう。自分たちで安全に運べるかが先です。引越しの直前に初めて家具を動かしてみて、玄関から出ないと分かると日程を組み直しにくいため、搬出経路の確認は予約とは別に済ませておきます。

新宿区から出す場合

粗大ごみ受付センターは03-5304-8080。電話受付は月曜から土曜の午前8時~午後7時で、インターネットでも申し込めます。家庭から出る粗大ごみが対象です。大きさや重さにより回収できない場合があり、棚などの中に別の物を入れて一緒に収集してもらうことはできません。

参照:新宿区「粗大ごみの出し方」 https://www.city.shinjuku.lg.jp/seikatsu/file09_01_00016.html

収納家具の中身は、運ぶ物と処分する物の両方が混ざりやすい場所です。本棚を出す準備のつもりで、本や書類を別の部屋へ移しただけでは、荷物全体は減っていません。家具の予約をした日に中身も仕分け、資源や通常のごみとして出す物については、それぞれの収集予定を調べておきましょう。

4.粗大ごみに申し込む前の「品物メモ」

申込時の説明が曖昧だと、品目の選び直しや追加確認が必要になります。効率よく進めるために、品名、数量、幅・奥行き・高さ、主な材質、分解の有無、運び出す場所を一つのメモにまとめます。「小さい棚」より「扉付きの木製収納棚、幅と高さは実測済み」と伝えた方が、確認してもらいやすくなります。

机と椅子、ベッドとマットレスなど、普段は組み合わせて使っている物も、申込上の数え方は確認が必要です。セットとして買ったから一品目だろうと判断せず、実際に出す物を漏れなく伝えます。解体を考えているなら、作業前の寸法や状態を写真で残し、分解後の出し方も受付先に聞いておきましょう。

料金が未確定の段階で処理券を多めに買っておくより、受付で必要額や種類を確認してから用意した方が間違いを減らせます。複数の区で暮らした経験がある方は、引出しに残っている古い券をそのまま使おうとせず、区名を見直してください。

転居前の住所、申込先、処理券の区名を同じメモで確認できるようにすると便利です。

申込み後に家具を譲れることになった場合は、回収の取消しや変更が必要かを確認します。反対に、後から処分品が増えても、そのまま横に置けば収集されるとは限りません。片付けが進むと予定は変わるため、予約後にもう一度部屋を見回し、申込内容と実物が合っているか照合する日をつくっておきましょう。

5.冷蔵庫や洗濯機は、家具と別の段取りを組む

家電は大きさだけで処分方法を決められません。エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は、粗大ごみとは別の回収ルートを確認する必要があります。パソコンも粗大ごみとして出せないため、家具の申込みと一緒に済ませようとせず、品目ごとに案内を調べましょう。

新宿区の家電4品目の案内では、販売店や家電リサイクル受付センターを通じた手配などを紹介しています。回収費用は依頼先や品目などで変わるため、申込時に確認します。詳細は、新宿区「家電4品目の出し方」を参照してください。

冷蔵庫を買い替えるなら、旧居でいつまで使うかと、新居にいつ届くかを考えます。食材を使い切る日、回収・搬出の準備をする日、到着後に使い始めるまでの過ごし方を決めておくと、食品の買い過ぎを防げます。

電源を切る時期や運搬前の処置は機種によって異なるので、取扱説明書と作業を担当する会社の指示に従います。

洗濯機も、取り外し、搬出、新居への運搬、設置を一つの作業だと思い込まないことが大切です。見積りではどこまで含まれるかを確認し、防水パンや蛇口の位置など、設置先の条件を担当者へ伝えます。自分でできるか判断しにくい接続作業は、無理に進めず依頼範囲を明確にしましょう。

エアコンは、そもそも自分の持ち物か、住まいに付いている設備かを先に確認します。賃貸で備え付けの機器を勝手に外したり、売買で引渡し対象となる設備を自己判断で処分したりしないよう、契約や設備に関する書類と担当者の説明を照らし合わせます。

家電の処分は片付けの問題であると同時に、住まいをどの状態で渡すかにも関わります。

6.「収集の予約」と「室内から運ぶ人」は別に確認する

粗大ごみの申込みが完了すると、処分の準備が全部終わったように感じることがあります。しかし、収集場所まで家具を動かす手配が残っていれば、当日の朝に困る可能性があります。区の収集について確認する内容と、室内からの搬出を誰が担うかは、予定表でも別の項目にしておきましょう。

大きな家具を移動する前には、中身を空にし、扉や引出しが動かないようにできるか、外せる部品があるかを確認します。ただし、説明書がない家具や重心が分かりにくい家具を、その場の思いつきで分解するのは避けたいところです。

再利用する予定なら、分解後に元へ戻せることも含めて、作業方法を考える必要があります。

自分たちで運べるか迷うときは、家具の寸法だけでなく、階数、エレベーターの有無、階段の形、玄関から収集場所までの距離を伝えて相談します。重い物を一人で動かす前提で予定を組まないことも重要です。

手伝いを頼む場合は、集合時間や必要な道具だけでなく、難しいと分かったときに作業を止める判断も共有しておきます。

建物の廊下や階段を一時置場にすると、ほかの住人の通行や避難の妨げになるおそれがあります。搬出当日にまとめて外へ出せばよい、と考える前に、管理会社や管理員へ使用できる経路と時間帯を確認しましょう。

収集場所が屋外でも、入口や歩道をふさいでよいわけではありません。指定場所と建物側のルールを合わせて確認することが大切です。

玄関の寸法と家具の搬出入経路を確認するAIイメージイラスト

イメージイラスト:家具の大きさと、実際に通れる経路を確認。

7.新居では「置ける寸法」と「通れる寸法」を分けて測る

新居のリビングにソファが収まることと、そのソファを玄関からリビングまで運べることは別です。家具の購入や運搬を決める前に、室内の配置だけでなく、建物入口、エレベーター、廊下の曲がり角、玄関、室内扉を順番に見ておきましょう。

現在の住まいから運び出す側にも、同じ確認が必要です。

採寸は、壁から壁までの幅だけでは足りない場合があります。手すり、ドアノブ、下駄箱の張り出し、照明、段差など、実際に動かすときの障害物も記録します。扉を開いた状態で通れる幅を測り、曲がり角は写真と簡単な図を残すと、担当者が判断しやすくなります。

寸法に余裕が少ない場合は、自己判断で搬入可能と決めないことが大切です。

エレベーターは内部の広さに加え、入口の寸法や利用のルールも確認します。引越しの事前届出、養生、使用できる時間帯などは建物によって違います。旧居では認められていた方法でも、新居で同じようにできるとは限らないため、運搬を担当する会社と新旧両方の管理側に情報を共有しましょう。

搬入後の配置も、最初に決めておくと作業が進みやすくなります。家具の置き場所を部屋名で伝え、段ボールには「寝室」「台所」「先に開ける」といった行き先と優先度を書きます。入口付近に全部積むと、後から大型家具を動かす経路がなくなることがあります。

運び込む順番まで担当者と相談できれば、やり直しを減らせます。

8.3週間の準備モデル

日程は一例です。予約の空き状況、仕事、学校、旧居の引渡し条件に合わせて前後させてください。特に回収や運搬の予約は、準備モデルの日まで待つ必要はなく、条件が決まり次第確認するのがおすすめです。

3週間前:荷物と予約の全体像をつかむ

最初の週は、使っていない大きな家具から一覧を作ります。新居へ運ぶ候補と処分する候補を分け、採寸が必要な物を洗い出します。同時に、粗大ごみの収集候補日、家電の回収方法、引越し会社の対応可能日を確認します。

ここでは細かい箱詰めより、予定が取れないと全体が止まる項目を優先します。

2週間前:予約を固め、生活を少しずつ小さくする

使わない食器、本、季節外の物から箱詰めを始めます。10月中旬の生活で使いそうな上着や寝具は、奥の箱へ入れずに残しておきます。季節の変わり目は、引越し前に使う物と引越し後すぐ必要な物が重なります。

「いま使わない」だけで決めず、新居で最初の数日を過ごす場面も想像すると整理しやすくなります。

家具の売却・譲渡が決まっていない場合は、事前に設定した判断日で見直します。予定が成立していないまま旧居を空にする期限が近づいているなら、区の案内に沿った別の方法を確認します。通常のごみや資源についても、最後に出せる日を調べ、片付けで出た物が室内に残り続けないように進めます。

電気・ガス・水道・通信などは、利用中の事業者と新居で使う事業者に手続き方法を確認します。開始・停止の日時、立会いの有無、機器返却、工事の必要性を整理し、申込みが済んだ項目に印を付けます。ネット環境が仕事に必要な方は、開通予定が確定しているかと、間に合わない場合の一時的な対応を早めに考えます。

1週間前:予約内容と現物を照合する

最後の週は、増えた処分品がないか、家具の数量や寸法が申込内容と合うか、処理券を用意できているかを確認します。引越し会社には荷物量の変更があれば連絡し、当日の連絡先と到着の案内方法を再確認します。

管理会社には鍵の受取り・返却と立会いの予定を確認し、誰がどの場所へ行くかを共有しましょう。

この週に用意したいのが、当日手元に置くバッグです。スマートフォンの充電器、鍵、必要書類、日用品、着替え、すぐ使う食器などを、通常の荷物と分けます。貴重品や個人情報を含む書類は、どのように持ち運ぶかを先に決めておきます。

引越し後に全部の箱を開けなくても、一晩過ごせる状態を目指すと負担を減らせます。

前日から当日:最後に残す物まで決めておく

掃除道具、手拭き、飲み物など、最後まで使う物を一か所にまとめます。旧居を確認した後にそれらをどこへ運ぶかも決めておきましょう。朝の作業では、処分する物と新居へ運ぶ物が混ざらないよう、別の場所に置くか明確に表示します。

慌ただしいときほど、言葉だけで伝えるより見て分かる状態が役立ちます。

荷物を出し終えたら、収納の奥、洗面台の下、ベランダ、郵便受けなどを順に確認します。残っている物を見つけた場合は、自己判断で共用部へ移動せず、関係者に相談して対応します。鍵や設備の扱いは約束した内容に従い、完了した項目を予定表で消していけば、引越し後の確認電話にも落ち着いて対応できます。

9.賃貸・購入・売却で、相談先へ伝える内容を変える

賃貸から賃貸への住み替えでは、旧居と新居で管理会社が異なることが多く、同じ説明を両方にする必要があります。ただし、確認したい内容は別です。旧居では家具の搬出、室内の最終確認、鍵返却までの流れ、新居では鍵の受取り、搬入ルール、設備の利用開始などを分けてメモすると、電話が短くても要点を伝えられます。

購入した住まいへ入居する場合は、引渡し後に採寸や工事をする予定があるかを整理します。引渡しの日と実際に生活を始める日が同じとは限りません。内装工事や設備交換を予定しているなら、家具の搬入と作業日が重ならないよう、担当者へ全体の日程を共有します。

完成前に荷物を入れたい場合も、保管場所を含めて事前の確認が必要です。

自宅を売却して引越す場合は、売主が持ち出す物と、買主へ引き継ぐと合意した物を区別します。照明、エアコン、物置、カーテンなどは、見た目だけで判断せず、書類と担当者の説明に基づいて確認しましょう。

処分してから取り戻すのは難しいため、迷う物には「確認待ち」と表示し、ほかの不要品とまとめない工夫が役立ちます。

いずれの場合も、相談の出発点は「引越しが近いので困っています」だけでなく、「この日までに、この家具を、この場所から動かしたい」です。品物、期限、場所、未確定の条件が分かれば、担当者も次に確認する相手を整理しやすくなります。

事情が変わったときは、関係する相手を一度に見直し、片方だけに連絡して終わらないようにしましょう。

10.追加費用を見落とさないための見積りの見方

今回は家賃や購入代金ではなく、荷物を動かす準備にかかる費用を整理します。引越しの運搬、家具の分解・組立て、家電の取外し・設置、不用品の適切な処分、必要に応じた一時保管など、何に対する金額なのかを分けて把握しましょう。

合計が同じでも、含まれる作業が違えば当日の負担は変わります。

見積りを比較するときは、各社に同じ荷物一覧と建物条件を伝えるのが基本です。一方には階段の作業を伝え、もう一方には伝えていない状態では、金額だけで比較しにくくなります。荷物が増えた場合、日程が変わった場合、当日に通常の経路で運べないと判明した場合の扱いも、契約前に説明を受けておきましょう。

家具を新居へ持っていくか迷ったら、買い替え価格だけでなく、運搬、設置、処分、保管の手間まで一緒に考えます。ただし、安く済ませようとして安全に運べない物を自分で動かすのは避けたいところです。家族が作業できる時間や、新居に入ってからすぐ使う必要があるかなど、お金以外の条件も判断材料になります。

不要品の回収を依頼する場合は、自治体が案内するルートを起点に確認してください。環境省は、家庭の廃棄物回収に必要な許可・委託について注意を促しており、古物商や産業廃棄物処理業の許可だけで家庭ごみを回収できるわけではないと説明しています。

中古品としての買取りと、廃棄物の回収は分けて確認しましょう。

参照:環境省「廃棄物の処分に『無許可』の回収業者を利用しないでください!」 https://www.env.go.jp/recycle/kaden/tv-recycle/qa.html

11.よくある迷いを、準備の段階で解消する

まだ使える家具は、必ず売却した方がよい?

売れるかどうかだけでなく、引渡し期限までに取引を終えられるかが大切です。査定を受ける時間、相手と連絡を取る負担、受渡し方法も含めて考えましょう。売却を試すことと、必ず売れる前提で予定を組むことは別です。

状態や需要によって引取りを断られる場合もあるため、切替えの判断日を決めておくと準備が止まりにくくなります。

区をまたいで引越す場合、どちらの区へ申し込む?

まず、どの住所から品物を出す予定かを整理して、その所在地の自治体へ確認します。旧居から出したい物なのに、新居の区で申込みを進めないよう注意しましょう。すでに転居しているなど事情がある場合は、受付先に現在の住所と品物の所在を伝えて、利用できる方法を確認してください。

収集が引越し日までに間に合わないときは?

予約が取れないからといって、未予約の物を集積所に出したり、旧居の共用部に残したりしないことが大切です。区の相談先へ状況を伝え、管理会社や引越しの担当者とも、認められる対応を確認します。日程変更や別の適切な手配が必要になることもあるため、空き状況は荷造りより先に確認しておきましょう。

家具を処分すると、新居で収納が足りなくならない?

新しい収納をすぐに買う前に、何をどこへ置くかを決めてみましょう。運ぶ荷物の量と収納先を対応させると、不足している場所が具体的になります。引越し前に大型収納を増やすと、搬入や配置の条件を再確認する必要が出ます。

必要性がはっきりしない物は、生活を始めてから判断する方法もあります。

家族の予定が合わず、片付けが進まないときは?

全員が同じ時間に集まることを前提にせず、本人しか判断できない物と、誰でも進められる作業を分けます。所有者が判断する物には写真と回答期限を共有し、採寸や段ボールの組立ては別の人が担当できます。

短時間でも作業を引き継げるよう、終わったことと次にやることを一つのメモに残しましょう。

12.保存して使える、住み替え準備の最終チェック

次の項目を、家族や担当者との確認用に使ってみてください。「済み」だけでなく「未確認」「対象外」を区別すると、何が残っているか分かりやすくなります。

□ 新居の鍵を受け取れる日、荷物を運ぶ日、旧居を返す日を確認した。

□ 大型家具と家電を一覧にし、運ぶ・譲る・処分する・保留するに分けた。

□ 保留する物には判断日と担当者を決めた。

□ 粗大ごみの品目、寸法、数量、収集場所、予約日を照合した。

□ 申込先に合った処理券や必要な手続きを確認した。

□ 家電4品目とパソコンは、家具とは別に処分方法を確認した。

□ 室内から外へ家具を運び出す人と方法を決めた。

□ 新旧両方の建物で、玄関・階段・廊下・エレベーターを確認した。

□ 管理側に搬出入の時間、養生、共用部の使い方を確認した。

□ 設備や引継ぎ品を、自己判断で処分する物へ混ぜていない。

□ 電気・ガス・水道・通信の開始・停止と必要な立会いを確認した。

□ 当日手元に置く物と、新居で先に開ける箱を分けた。

□ 予定変更を連絡する相手と、受付番号を一覧にした。

□ 最後に残る掃除道具や小物も、持ち出す方法を決めた。

住み替えの準備は、荷物を減らすことだけが目的ではありません。旧居を約束した状態で引き渡し、新居で無理なく生活を始められるように、物と予定をつなぐ作業です。大きな家具の行き先を早めに決め、各区のルールと建物の条件を確認しておくと、引越しの直前に判断することを減らせます。

豊島区・板橋区・新宿区で住まいを借りる、買う、売る予定がある方は、物件条件とあわせて入退去の日程も整理してみてください。S&S.Labo株式会社への住み替えのご相談では、希望する時期や現在の住まいの状況もお聞かせください。

新しい暮らしを具体的にイメージしながら、必要な確認を一つずつ進めていきましょう。

※掲載した画像はイメージイラストです。実在の物件・街並み・眺望や、当社の施工・取扱物件を示すものではありません。 ※自治体の手数料、収集条件、受付方法は変更される場合があります。記事は2026年9月20日に確認した公式情報に基づき、作成しています。申込時には各公式ページの最新案内をご確認ください。

 
 
 

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